
こちらの写真は、10年以上繁盛店を続ける中華料理店のテーブルです。
そうです、鈴龍が作って納めたテーブルなんです。
一般にテーブルや家具の塗装は
天然杢に塗装を施す場合、ウレタン塗装が中心です。
他には、オイルで仕上げるタイプもありますが
飲食店用では、水濡れに注意を図らなければなりません。
そうした中、ウレタン塗装がスタンダードといえるでしょう。
これ以上のものとなるとポリ塗装や硬質ウレタン塗装、UV塗装など
表面の皮膜を厚くし高価格になりがちで希望価値を求めると
おおよそウレタン塗装が選択されます。
そうした中、こちらのお客様から再塗装を依頼されました。
実はウレタン塗装してあるからといっても
中華料理店さんだけじゃなく家庭でもある問題が起きているのです。
料理中の空中は油と湿気が混じり合い
お店が閉店するころ、
油要素と誇りが癒着します。
閉店後や開店前に拭き掃除しても
テーブルの変化に気づいていないことが多々あります。
こうした月日がかさなり 滑らないテーブルになり
綺麗にするはずの布巾の吹き上げが鈍くなります。
毎回中性材を使って吹き上げ、ワックスを掛けなければ
だんだんテーブルの艶だけが無くなり褪せてしまいます。
ついにはテーブルに油ぽいホコリ湿気でべとついたテーブルになってしまいます。
鈴龍では、こうした問題を5年前からご依頼があれば再塗装できる仕組みを作りました。
作業はいたってシンプルです。
工程はお見せできませんが根気が必要な作業と自負しております。
汚れがとれた状態にウレタン塗装の中塗り状態です。これでもかなり綺麗です。
最終的にウレタン塗装の仕上げを塗りますが、更硬質ウレタン塗装を塗るというのも方法です。